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ハリルJにも衝撃…イラク戦開催地テヘランでの同時テロに麻也「行けるのかどうか…」

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シリア戦を戦った日本代表だが、イラク戦へピッチ外の不安も…

[6.7 キリンチャレンジ杯 日本1-1シリア 味スタ]

 日本代表にも衝撃が走った。13日にW杯アジア最終予選・イラク戦が開催されるイランの首都テヘランで7日に起きた同時テロ。チームは明日8日に日本を出発してイランへ飛び立つ予定だが、DF吉田麻也は「(イランに)行けるのかどうか……」と不安を隠せなかった。

 シリア戦後、報道陣の取材に対応した日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「我々のスタッフも(現地に)先乗りしているが、市内自体は特に大きな問題になっていないと聞いている。ただ、事件があったのは事実。大使館としっかり連係を取っていきたい」と説明した。

 試合の開催などについて現時点でアジアサッカー連盟から連絡はないそうで、「我々は予定どおりやることを前提に進める」と指摘。警備の強化などについても「必要があればそういうことも考える」と話すにとどめた。「警備をしっかりしてもらえれば」と要望も口にした吉田。「サッカーに集中できれば、それがベスト」と、祈るように話していた。

(取材・文 西山紘平)

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