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「アレ、ニッポン!」ハリルが円陣で掛け声、11人合流の合宿2日目は長谷部と長友が一部別調整

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日本代表に合流したDF長友佑都は一部別メニューで調整した

 勝てば6大会連続6回目のW杯出場が決まる31日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(埼玉)に向け、日本代表は28日、埼玉県内で合宿2日目の練習を行った。

 この日から前日27日にリーグ戦のあったDF槙野智章(浦和)のほか、FW本田圭佑(パチューカ)、FW岡崎慎司(レスター・シティ)、FW原口元気(ヘルタ・ベルリン)、FW浅野拓磨(シュツットガルト)、FW武藤嘉紀(マインツ)、MF香川真司(ドルトムント)、MF小林祐希(ヘーレンフェーン)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、DF長友佑都(インテル)、GK川島永嗣(メス)の海外組10人も合流した。

 練習前には代表復帰となった武藤、小林をバヒド・ハリルホジッチ監督が呼び寄せ、それぞれと個別に話す時間を取った。約7分間に及んだ円陣の最後には指揮官が「アレ、ニッポン!」と掛け声。選手も手を叩いて気合を入れた。

 計27人での練習は2グループに分かれ、この日合流した11人とMF長谷部誠(フランクフルト)の12人はランニング中心の軽めの調整。長谷部は途中から別メニューとなり、ストレッチなどで体をほぐしていた。

 長期離脱から復帰したばかりの長谷部についてハリルホジッチ監督は24日のメンバー発表会見で「長い間、プレーしていなかったので、たくさんのゲームをプレーすると、今度は筋肉系の問題が発生する可能性もある。うまく休みを取りながらコンディションを取り戻してもらいたい」と指摘。その言葉どおり、負荷を落としてのコンディション調整となった。

 また、26日のローマ戦で左太腿裏の違和感を訴え、後半11分に途中交代した長友も最後のパス回しには参加せず、大事を取って別調整となった。

(取材・文 西山紘平)

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