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追加招集の土居、北海道から急きょ帰京し代表合流

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日本代表合宿に合流したMF土居聖真

 EAFF E-1選手権に出場する日本代表が7日、都内で合宿4日目の練習を行った。前日6日の練習中に頭部を強打したMF清武弘嗣(C大阪)は病院で検査を受けた結果、脳震盪と診断され、この日昼にチームを離脱。代わってA代表初選出となるMF土居聖真(鹿島)が追加招集され、さっそく練習に合流した。

 バヒド・ハリルホジッチ監督は練習前に都内のホテルで行われた公式会見で清武の離脱と土居の招集を明らかにした。その際、「彼(土居)には申し訳ないが、結婚式を準備していたようだ。結婚式は取りやめないでいいが、何日か来てくれと伝えないといけない」と冗談交じりに話していたが、日本サッカー協会広報担当者によると、すでにオフに入っていた土居は鹿島のチームメイトとともに選手会主催の“慰安旅行”で北海道にいたとのこと。追加招集の連絡を受けて北海道を出発し、午後に都内で合宿中の代表チームに合流した。

 脳震盪と診断された清武について同担当者は「通常、脳震盪と診断された場合、6日間の(リハビリ)プログラムを経て実戦復帰となる。逆に言うと、最短で6日後には合流できるので(16日の)韓国戦には間に合うが、監督、スタッフで検討した結果、清武を(クラブに)帰して土居を呼ぶことになった」と説明した。

 なお、土居の背番号は清武が付ける予定だった13番に決まった。

(取材・文 西山紘平)

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