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森保監督、“フル稼働”の久保建英は招集せず「また新たな機会で」

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FW久保建英は今年開催されたU-20W杯、U-17W杯に出場

 東京五輪世代の日本代表チーム(現U-20日本代表)を率いる森保一監督は26日、来年1月に中国で開催されるAFC U-23選手権に臨むU-21日本代表メンバーを発表した。今年12月にタイで行われたM-150杯には、5月に韓国で開催されたU-20W杯メンバーは招集されなかったが、今回のメンバーの多くは同大会の経験者に。一方で、U-20W杯メンバーでもあるFW久保建英(FC東京)は招集外となっている。

 森保監督は「どの選手も1年間ハードワークしていると思うが、プレーヤーズファーストという観点から、出場時間が長かったり、いろいろなカテゴリーでプレーして、心身ともに疲労しているだろうと思われる選手は少し休んでもらい、また新たな機会で見させてもらったほうが良いのではないかと話し合った」と説明。

 11月26日のJ1リーグ第33節広島戦でJ1デビューを飾った久保は、FC東京U-23の一員としてJ3リーグ、またFC東京U-18の一員としてプレミアリーグなどでプレー。さらに年代別代表としてU-20W杯、U-17W杯と2つの国際大会に出場するなど、1年間に多くの試合をこなしてきた。

「久保建英だけでなく何人かの選手は、そういう観点から招集していない」と続けたように、所属クラブで多くの出場機会を得ているDF中山雄太(柏)やDF冨安健洋(福岡)、DF杉岡大暉(湘南)らの招集も見送られている。

(取材・文 折戸岳彦)
●AFC U-23選手権2018特集ページ

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