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タイから“生き残った”のは6選手…森保監督「まだまだ伸びる選手はいる」

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タイ遠征から継続して招集されたMF神谷優太(湘南→愛媛)※写真は17年4月のもの

 東京五輪世代の日本代表チーム(現U-20日本代表)を率いる森保一監督は26日、来年1月に中国で開催されるAFC U-23選手権に臨むU-21日本代表メンバーを発表した。

 今年12月にタイで行われたM-150杯に招集されたメンバーで、継続されて招集されたのはFW小松蓮(産業能率大)、MF浦田樹(北九州)、MF神谷優太(湘南→愛媛)、MF井上潮音(東京V)、DF庄司朋乃也(金沢)、DF立田悠悟(清水)の6選手となった。

 M-150杯メンバー発表会見時に「基本的に今回と次の1月の中国のメンバーは分けて考えている」と、メンバー総入れ替えも示唆していた指揮官だが、タイでのパフォーマンスが良かったことと、「今回のチーム作りの中でポジション的なバランスも含めて、継続して来てもらうことになった」と招集の意図を明かす。

 しかし、「他にもパフォーマンスが良かった選手、まだまだ伸びるだろうというポテンシャルを見せてくれた選手はいる」と強調したように、M-150杯から外れたメンバーが“落選”したわけではない。

 東京五輪までの約2年半の間に「この年代の可能性のある選手を見て、ラージグループとして捉えながら、最終的なコアな部分を作っていく」とM-150杯メンバー発表会見時に話していたように、「今回は違うメンバーを見ながらチーム作りをしていく」と説明している。

(取材・文 折戸岳彦)
●AFC U-23選手権2018特集ページ

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