3バックの中央に陣取る189センチの壁…U-21代表DF立田悠悟「失点しなければ負けない」
[1.10 AFC U-23選手権 U-21日本 1-0 U-23パレスチナ 江陰]
3バックの中央に入ったのは189センチの長身選手。U-21日本代表DF立田悠悟(清水)は、その高さを生かして相手攻撃をはね返すだけでなく、地上戦でも相手の侵入を防ぎ続け、チームを白星スタートへと導いた。
「はじき返すのはもちろんのこと、配球もできないといけない」。最終ラインの中央に入り、攻守両面での貢献を誓って試合に臨んだ立田は、ボールを持てば左右に散らしてリズムを生み出そうとするだけでなく、時おり放つ正確なフィードと鋭い縦パスで攻撃にアクセントを加える。
そして守備に回れば、「距離感は良いし、3バックの脇がボールにチャレンジしたら自分がカバー、自分が出たら両脇が絞るという良い関係ができている」と、右CBのDF庄司朋乃也(金沢)、左CBのMF板倉滉との連係でパレスチナ攻撃陣から自由を奪い取った。
しかし、その一方で「後ろが重くなり過ぎた」と反省も口にする。「ディフェンスラインを押し上げるというのは言われている」ようだが、特に後半はパレスチナに押し込まれる時間帯も増え、ラインを押し上げることが容易にはできない。「もっと自分たちが押し上げれば、中盤の位置も上がって厚みが出ると思う。本当に押し上げていかないと…」とラインコントロールの難しさを感じたようだ。
だが、森保ジャパン公式戦初戦で先発を託され、無失点に抑えたことで、「早い段階で大会の雰囲気を経験できたこと、ゼロに抑えられたことはプラスに考えたい」と視線を上げる。「失点しなければ負けないし、失点を減らせば自分のアピールにもつながるので、ゼロにはこだわってやっていきたい」と次戦以降も失点ゼロを目指す。
(取材・文 折戸岳彦)
●AFC U-23選手権2018特集ページ
3バックの中央に入ったのは189センチの長身選手。U-21日本代表DF立田悠悟(清水)は、その高さを生かして相手攻撃をはね返すだけでなく、地上戦でも相手の侵入を防ぎ続け、チームを白星スタートへと導いた。
「はじき返すのはもちろんのこと、配球もできないといけない」。最終ラインの中央に入り、攻守両面での貢献を誓って試合に臨んだ立田は、ボールを持てば左右に散らしてリズムを生み出そうとするだけでなく、時おり放つ正確なフィードと鋭い縦パスで攻撃にアクセントを加える。
そして守備に回れば、「距離感は良いし、3バックの脇がボールにチャレンジしたら自分がカバー、自分が出たら両脇が絞るという良い関係ができている」と、右CBのDF庄司朋乃也(金沢)、左CBのMF板倉滉との連係でパレスチナ攻撃陣から自由を奪い取った。
しかし、その一方で「後ろが重くなり過ぎた」と反省も口にする。「ディフェンスラインを押し上げるというのは言われている」ようだが、特に後半はパレスチナに押し込まれる時間帯も増え、ラインを押し上げることが容易にはできない。「もっと自分たちが押し上げれば、中盤の位置も上がって厚みが出ると思う。本当に押し上げていかないと…」とラインコントロールの難しさを感じたようだ。
だが、森保ジャパン公式戦初戦で先発を託され、無失点に抑えたことで、「早い段階で大会の雰囲気を経験できたこと、ゼロに抑えられたことはプラスに考えたい」と視線を上げる。「失点しなければ負けないし、失点を減らせば自分のアピールにもつながるので、ゼロにはこだわってやっていきたい」と次戦以降も失点ゼロを目指す。
(取材・文 折戸岳彦)
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