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ハリル、中島翔哉の起用を示唆「見てみたい」

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公式会見に出席したバヒド・ハリルホジッチ監督

 23日の国際親善試合でマリ代表と対戦する日本代表が22日、ベルギー・リエージュのスタッド・モーリス・デュフランで公式練習を行った。

 練習前にはバヒド・ハリルホジッチ監督が公式会見に出席。「目的はこの2試合を勝ちに行くこと。この3月で勝利のスパイラルを持って、いい環境、いい雰囲気をつくっていかないといけない」と、マリ、ウクライナとの2連戦で連勝を誓った。

 “仮想セネガル”と位置付けるマリとの強化試合。最新のFIFAランキングで67位のマリはW杯アフリカ最終予選でモロッコ、コートジボワール、ガボンと同じC組に入り、最下位で敗退した。それでも指揮官は「アフリカンパワーを前面に押し出す典型的なチーム。パワー、俊敏性、瞬発力もある。デュエルも厳しくやってくるチームだと思う」と警戒する。

「これまでたくさん試合をしてこなかった選手にトライをしてほしい。後半は交代も考えている。いろんな状況もあって、2試合でメンバーを代えざるを得ないということもある」。交代枠のフル活用、マリ戦とウクライナ戦でのメンバー入れ替えを示唆した指揮官はA代表初招集のFW中島翔哉(ポルティモネンセ)の名前を挙げ、マリ戦で起用する考えを明らかにした。

「今回、中島翔哉を呼んだが、昨日のトレーニングでもかなり良かったので(試合で)見てみたいと思う」。さらにMF大島僚太(川崎F)に関しても「就任当初に我々が追いかけていたころの大島からははるかに発展している」と指摘。その成長ぶりに目を細め、W杯本大会に向けて新たな可能性も探るつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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