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199日ぶり代表戦出場の本田は言葉少な「収穫は唯一…」

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半年ぶり復帰のFW本田圭佑は後半25分から途中出場した

[3.23 国際親善試合 日本1-1マリ リエージュ]

 199日ぶりの代表戦は20分間のプレーだった。半年ぶりに日本代表に復帰したFW本田圭佑(パチューカ)は0-1の後半25分からFW久保裕也に代わって途中出場。右ウイングの位置に入り、昨年9月5日のW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦以来となる代表戦出場を果たした。

 後半32分には右サイドでボールを受け、縦に仕掛けようとしたところでボールを奪われ、カウンターを浴びた。それでも「失敗はしたけど、チャンスになりそうな形の一つ手前の場面だった」と指摘。「点を取るためには必要なプレー。そこを質を上げることが大事」と、1点を追う展開の中、リスクを冒したプレーを選択した結果だった。

 しかし、決定機と呼べる場面はつくれず、後半アディショナルタイムにFW中島翔哉の劇的ゴールで追いつくのが精一杯だった。「全体的に話すことはあまりない。話すと、どうしても悪いところが出てしまうので」。試合全体についての言及を避けた背番号4は「収穫は唯一、負けなくて良かったということ。それは選手全員が感じていると思う」と厳しい口調で言った。

 気持ちは次戦に向いている。中3日で迎える27日のウクライナ戦に向け、「個人としては次はもう少し長い時間、チャンスをもらえると思う」と切り替え、「次は今日より強い相手。そこで勝つ。テストマッチだけど、いい緊張感を持って、もう少し仕上げていきたい」と視線を前に向けた。

(取材・文 西山紘平)

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