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U-19日本代表、体調不良者が続出も…3連勝でインドネシア遠征終える

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 インドネシア遠征中のU-19日本代表は27日、ゴジェック・トラベローカ・リーガ2に所属しているプルシカ・カラワンと対戦し、3-2で勝利。今回の遠征を3連勝で終えた。

 日本は前半19分、スルーパスでPA右に抜け出したFW宮代大聖が中央へ折り返したボールをMF山田康太が右足で合わせ、先制点。30分には、追加招集されたMF高橋大悟が左足ミドルシュートをゴール右下に突き刺し、2-0とした。

 後半は相手のカウンター攻撃の威力が増し、リズムをつかめずにいると、32分にオウンゴールで失点。さらに37分には、GK若原智哉が果敢に飛び出すも間に合わず、ループシュートを決められ、同点に追いつかれてしまう。

 それでも日本は後半42分、MF安部裕葵が個人技で突破し、左サイドから鋭いクロスを供給。これに反応したMF堀研太は合わせることができなかったが、相手のオウンゴールを誘発し、3-2で競り勝った。

 日本サッカー協会(JFA)によると、影山雅永監督は「遠征3日目くらいから下痢、腹痛、嘔吐、発熱などにより離脱する選手が続出し、トレーニングと試合に参加できる選手の数が減っていきました。環境の異なる中でコンディションを保つのは難しいことですが、時間差はあれども計9人もの選手が一時ホテルで安静することになり、本番でないことが幸いだと思う反面、改めてコンディションを保つ重要性と難しさをスタッフ・選手は痛感しました」と、厳しい環境での戦いだったことを明かした。

 その上で、今回の遠征を乗り越えた選手、スタッフたちに感謝し、「暑熱順化や食事の工夫、アウェーでの戦い方の注意など収穫が多かったのは間違いありません。試合の流れにおける柔軟な戦い方などまだまだ課題はありますが、今後の活動の中でさらに我々は成長し、来年ポーランドで開催が決まったU20W杯への出場を目指して強くなって行きたいと思います」と、今後へ視線を向けた。

 以下、試合記録

U-19日本 3-2(前半2-0)プルシカ・カラワン
<得点者>
19分:山田康太
30分:高橋大悟
77分:失点(オウンゴール)
82分:失点
87分:オウンゴール

先発
GK:谷晃生
DF:川井歩、阿部海大、谷口栄斗、荻原拓也
MF:高橋大悟、伊藤洋輝、川村拓夢、山田康太
FW:宮代大聖、安部裕葵

控え
GK:大迫敬介、若原智哉
DF:石原広教、橋岡大樹、小林友希、東俊希
MF:齊藤未月、堀研太、郷家友太、喜田陽
FW:原大智、安藤瑞季

交代
HT:谷晃生→若原智哉
62分:川井歩→喜田陽
65分:高橋大悟→郷家友太
70分:川村拓夢→齊藤未月
77分:山田康太→堀研太
77分:荻原拓也→東俊希
77分:宮代大聖→原大智

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●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
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