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なでしこアジア杯連覇へあと1勝!決勝で豪州と再戦へ

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なでしこジャパンが決勝へ

[4.17 女子アジア杯準決勝 日本3-1中国]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は17日、女子アジア杯の準決勝で中国女子代表と対戦し、3-1で勝利した。連覇まであと1勝。決勝の相手はオーストラリアで、日本時間21日午前2時にキックオフする。

 来年フランスで開催される女子W杯の予選も兼ねる今大会。出場8か国のうち5か国が出場できるレギュレーションで、グループリーグを突破すれば、必然的に出場権を獲得。なでしこはB組を2位通過して、8大会連続のW杯出場を決めた。

 あとは連覇を目指して戦うだけ。なでしこは17日のオーストラリア戦から先発5人を変更。初めてMF阪口夢穂をベンチスタート、GK池田咲紀子とDF三宅史織を出場させる大胆な布陣変更を行った。

 前半から前がかりになって攻め込むなでしこは、中国ゴールに襲い掛かる。そして迎えた前半39分、MF隅田凜の縦パスを吸い付くようなトラップで収めたFW岩渕真奈が右サイドからカットイン。左足を振り抜くと、力強いシュートがGKの手を弾いてゴールネットを揺らした。

 後半も落ち着いてボールを回しながらゲームを進めたなでしこ。なかなか追加点を奪うことが出来なかったが、FW横山久美やFW川澄奈穂美を途中出場させて試合を決めに行く。

 すると後半40分、エリア左から打った横山のミドルシュートが決まる。さらに同42分には横山のシュートがエリア内で相手のハンドを誘発。これを横山自らが沈め、勝利を決定的にした。ただし横山は同45分に今度は自陣のエリア内でファウルを与えてPKを献上。これをMFリ・インに決められたが、3-1で逃げ切った。

 なお、この試合の前に行われた準決勝のもう一試合は、オーストラリア女子代表がタイ女子代表を2-2から突入したPK戦の末に下した。タイが後半アディショナルタイムまでリードしていたが、オーストラリアが追いつく執念をみせた。

●女子アジア杯2018特設ページ

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