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イニエスタの神戸加入に代表国内組も興奮「やばくないですか」「なんで来たの」

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神戸移籍が決まったMFアンドレス・イニエスタ

 世界的スーパースターのJリーグ加入に日本代表の国内組も驚きと興奮を隠せなかった。この日、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの神戸移籍が正式発表され、都内で記者会見を行った。

 会見とほぼ同じ時間に千葉県内で練習を行っていた日本代表のDF昌子源(鹿島)は「すごいですね。神戸の選手は『(イニエスタと)チームメイト』って言えるってやばくないですか?」と興奮気味に話した。

「サッカーをやっている人なら全員興奮する。イニエスタですから。ポドルスキ選手でも十分興奮するのに、最近までクラシコで(バルセロナの)キャプテンマークを巻いていた選手が日本に来るなんて」

 鹿島は9月29、30日に行われるJ1第28節で神戸とアウェーで対戦するが、「僕はチームメイトと言えないので、(対戦が)近くなったら考えようかな。止めるとか、そういうのは全然考えてなくて、“まじで来んの?”っていう感覚でいる」と、率直な感想を口にした。

 同じく鹿島のMF三竿健斗も「間違いなくものすごい選手。そのイニエスタが来て、Jリーグの意識が変わるし、注目度が上がると思う」と歓迎。ポジション的にマッチアップする可能性もあるが、「僕自身、もっと近くで見てみたいなと思う」と笑顔を見せた。

 8月1日のJ1第19節でホームに神戸を迎えるC大阪のMF山口蛍は「今まで来た選手の中でイニエスタは別格だと思う」としたうえで、少し異なる感想も持ったようだ。「個人的な思いで言うと、日本には来てほしいけど、まだあのレベルで全然できたから、まだ向こうでやっていてほしかった。僕はその感想のほうが……」と本音も吐露。「対戦できるのは、Jリーグが盛り上がるというのも含めていいことだと思うけど、まだ断然できたのに“なんで来たのかな”と」と、冗談交じりに笑った。

 川崎FのMF大島僚太は「アウェーの神戸戦は終わってしまったので、早くホームで対戦したいというのはある」と、10月20、21日に行われるJ1第30節での対戦が待ち遠しい様子。「映像を見て、イメージというか、Jリーグでどんなプレーをするのか楽しみ」と話すと、「川崎Fも取ってほしいか?」という質問には「神戸くらいじゃないですか、取れるのは」と苦笑いで返した。

(取材・文 西山紘平)

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