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「有望な若手3人」が落選…W杯出場に導いた井手口、浅野が涙のむ

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ガーナ戦に途中出場したMF井手口陽介

 日本代表西野朗監督は31日、都内で記者会見を行い、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表した。

 前日30日のガーナ戦(0-2)に臨んだ代表メンバー26人からはMF三竿健斗(鹿島)、MF井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)、FW浅野拓磨(ハノーファー)の3人が落選。リオデジャネイロ五輪世代の「有望な若手3人」(西野監督)が涙をのむ形となった。

 井手口と浅野は昨年8月31日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(2-0)で日本をW杯出場に導くゴールを決めた2人でもあった。「この舞台に立たせてくれたのも彼らの力が大きい」。そう評価した指揮官だが、18年に入って所属クラブで出場機会に恵まれていない現状を重視した。

「彼らの代表でのパフォーマンスというものは強く感じていたし、それを求めたいと思っていた。ただ、彼らの現状がそういう環境ではなかった」。そう説明すると、「期待をして、確認したいという中で招集した。パフォーマンスは上がってきていた」と、ガーナ戦では井手口を途中出場させたが、「2週間で本大会にトップフォームで入れるか、確証を持てなかった」と判断した。

(取材・文 西山紘平)

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