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まさに“最速”集団! データが示したセネガル代表、対する日本のスピード自慢は…

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FWムバイェ・ニアン(右端)を筆頭にスピード自慢が居並ぶセネガル代表

 国際サッカー連盟(FIFA)はロシアW杯の期間中、多くのデータを一般に公開している。パス本数、走行距離、ヒートマップなど興味深いデータは多種多様。だがその中でも、日本代表がグループリーグ第2節で対戦するセネガル代表の恐るべきスピードが浮かび上がってきた。

 コロンビアを相手に歴史的な勝利をおさめた日本は24日、決勝トーナメント進出を懸けて勝ち点3で並ぶセネガルと対戦する。強敵ポーランドを破った実力には評価が高く、H組最強という評判もあるほど。高い身体能力を組織の中で繰り出すスタイルに、多くの強豪国が警戒しているようだ。

 そんな中、FIFAに公開されたデータをひも解くと、セネガルの圧倒的なスピードが目を引く。第1戦におけるトップスピードの項目では、FWムベイェ・ニアンの32.62km/hを筆頭に、FWイスマイラ・サールの32.40km/h、FWサディオ・マネとDFムサ・ワゲの31.28km/hと4人の“時速31km”越えが並んでいる。

 4人が時速31km以上を記録しているのは、グループリーグ第1節ではセネガルとコスタリカのみ。すなわち、ロシアW杯出場国の中でも最速クラスのチームと言うことができる。(なお、セネガル1位のニアンは全スタメン選手中9位タイ)

 対する日本はMF原口元気の32.18km/hが目立っているが、その他は全員が時速31km未満。スピード自慢のDF長友佑都が30.60km/hで2人目の時速30km越え。あとはFW大迫勇也の28.80km/h、DF酒井宏樹の28.38km/h、MF乾貴士とDF吉田麻也の28.12kmが続いている。

 もっとも、この数字は単にグループリーグ第1節での実績。速く走る必要性がなかったために数字が出ていないという可能性もある。その一方で、セネガルの数値が他国に比べて高くなっているのは紛れもない事実。日本がどうやってセネガルのスピードに立ち向かっていくか、観戦する上で一つの見どころになるのは間違いなさそうだ。

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