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本田流の自己暗示?661日ぶりゴールに驚く「バンバン取っているイメージだった」

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同点ゴールを決めてチームメイトと喜ぶMF本田圭佑

[6.24 ロシアW杯グループリーグ第2節 日本2-2セネガル エカテリンブルク]

 本気とも冗談ともつかない表情で言った。日本人初となるW杯3大会連続ゴールを記録した日本代表MF本田圭佑(パチューカ)だが、国際Aマッチでの得点は16年9月1日のW杯アジア最終予選・UAE戦(1-2)以来、実に661日ぶりだった。

 逆転負けで黒星スタートとなったW杯アジア最終予選の初戦。その前半11分にMF清武弘嗣のFKからヘディングで先制点を決めたのを最後に代表戦ではゴールから遠ざかっていた。試合後、報道陣からこのことを聞かれると、驚いた表情で逆質問した。

「清武からのボールの? あれから取ってないの?」。約1年10か月ぶりとなる国際Aマッチ通算37ゴール目。「久しぶりというのは知らなかったというか、結構頻繁に、年が明けてからもバンバン取っているイメージだった」。真剣な表情でそう返した。

「結構、(間隔が)空いてますね。物覚えが良くないので忘れてました」。これも本田流のイメージトレーニング、あるいは自己暗示なのか。どんな状況でもブレない精神的な強さ、大舞台で見せる勝負強さの秘訣は、こんなところにもあるのかもしれない。

(取材・文 西山紘平)

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