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“苦労人”GKシュミット・ダニエル日本代表初選出「これがゴールではない」

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日本代表初選出のGKシュミット・ダニエル

 ベガルタ仙台のGKシュミット・ダニエル(25)が森保一監督の初陣を戦う日本代表メンバーに選出された。同選手は初選出となる。

 “苦労人”が日本代表に上り詰めた。シュミット・ダニエルは東北学院高、中央大を経て14年に仙台でプロ生活をスタートさせた。しかしなかなか出場機会は訪れず、14年、15年と2度、J2熊本へのレンタル移籍を経験。16年には初めて1年間のレンタル移籍となる松本でプレーした。

 ただこの3度の移籍で、J2リーグ戦71試合に出場。この経験を武器に17年より仙台に復帰すると、17シーズンはJ1デビューを含む20試合に出場。今季は夏場以降に定位置を再取得し、8試合に出場している。

 身長197cmの長身。身体能力を活かしたダイナミックなプレーが武器の日本代表守護神候補は「このたび日本代表に初選出していただき大変光栄に思います。しかしながら、これがゴールではないので現状に満足することなく、自分が成長する新たなスタートとして、多くのことを学びたい」とさらなる成長を誓った。

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