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堂安との縦関係に手応え、室屋「2人で崩す場面もつくれた」

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右サイドバックで先発したDF室屋成

[9.11 キリンチャレンジカップ 日本3-0コスタリカ 吹田S]

 所属するFC東京と同じ4-4-2の右サイドバックで先発した日本代表DF室屋成は、後半37分にMF守田英正と交代するまで攻守にわたって積極的にプレーした。試合後は「結構楽しんでできた」と軽やかな口調で森保ジャパンの初陣を振り返った。

 右サイドハーフのMF堂安律との縦関係もスムーズだった。「守備の部分で話しながらやっていた。90分間通してしっかり2人で守れたと思うし、攻撃の部分でも特に後半は2人で崩す場面もつくれた。そういうのを試合中に話し合いながらやれて良かったと思う」。

 攻撃陣の躍動感をビルドアップの部分で演出したことにも手応えを感じた様子だ。「(小林)悠くんが受けに来てくれるのでクサビを入れやすかったし、(中島)翔哉や(堂安)律がドリブルでどんどんはがしてくれるので、上がるタイミングも図りやすかった」。代表デビューを果たした昨年12月9日のE-1選手権・北朝鮮戦(1-0)以来、約9か月ぶりの国際Aマッチ2試合目を完封勝利で飾り、その口調も滑らかだった。

(取材・文 矢内由美子)

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