beacon

逆転導く2ゴール!“ツイてる男”U-16日本代表FW唐山翔自「僕が点を取って優勝したい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW唐山翔自(G大阪ユース)が逆転勝利に導いた

[10.4 AFC U-16選手権準決勝 U-16日本代表 3-1 U-16豪州代表 マレーシア]

 出場した全試合すべてで得点――。今大会5ゴールを叩き出しているU-16日本代表FW唐山翔自(G大阪ユース)が「僕が点を取って優勝したいです」と堂々の宣言だ。

 日本は苦しい入りとなった。相手にボールを回されると、開始7分でPKを献上。早々に1点ビハインドとなった。前半のうちに追いつくことはできなかったが、FW西川潤(桐光学園高)が入った後半から日本の猛攻が始まる。すると、14分にPA右でパスを受けた唐山が相手に寄せられながらも右足で同点ゴール。さらに23分には、MF中野桂太(京都U-18)の縦パスから対峙したDFをかわして右足シュートを決めた。

 唐山は今大会出場した4試合すべてでゴールを記録。これで5点目となった。日本はその後、後半32分にMF三戸舜介(JFAアカデミー福島U18)が追加点を挙げて勝負あり。オーストラリアを3-1の逆転で下し、2006年大会以来6大会ぶりの優勝に王手をかけた。

 試合後のフラッシュインタビューに応じた森山佳郎監督は、「最初いらないPKを与えてしまったが、前半からチャンスはできていた。1点が入ればという展開だった。我慢を続けて、よく逆転してくれた」と笑みをこぼすと、決勝に向けては「あとは、持っているものをすべて出すだけ。ファイナリストなので、もちろん勝利を目指して頑張りますが、今日休んだ選手もいますし、おそらく勝ってくれると思います」と語った。

「前半は回されてしんどかったが、後半にみんなで切り替えて、全員で攻めて点を取れて勝ってよかった」と振り返る唐山。自身の全試合得点に「ツイてるなと思う」と照れ笑いをみせ、「僕が点を取って優勝したい」と力強く語った。

●【特設】AFC U-16選手権マレーシア2018
★日本戦全試合はCS放送のテレ朝チャンネル2で生中継!

TOP