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森保Jのキャプテンは?麻也は青山に敬意「アオくんは最適な人材」

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練習を終えてリラックスした表情のDF吉田麻也

 森保ジャパンのキャプテンはだれになるのか。9月11日のコスタリカ戦(3-0)では森保一監督の愛弟子でもあるMF青山敏弘(広島)がキャプテンマークを巻いたが、森保監督は合宿初日となった8日の練習後、「そこはまたニュートラルにして考えたい」と言及。あらためて“白紙”の状態でキャプテンを選定する考えを明らかにした。

 10年から長らく日本代表のキャプテンを務めたMF長谷部誠(フランクフルト)がロシアW杯を最後に代表から引退。今合宿からロシアW杯で主力を担った海外組6人が合流したが、その中でもDF吉田麻也(サウサンプトン)は新キャプテンの有力候補と見られている。

 とはいえ、吉田自身は「アオくん(青山)は監督のサッカーを理解しているし、Jリーグでも経験のある選手。すごくキャプテンシーが強いし、最適な人材だと思う」と青山に敬意を表したうえで、「ポジション的にも立場的にもチームを引っ張っていかないといけないことは重々承知している」と、“肩書き”に関係なく、チームリーダーの一人としての自覚を口にした。

「今一度、日の丸を背負う覚悟と責任、誇りを持って戦わないといけないということを若い選手にプレーで示さないといけない」。どんな立場になっても、自分のやるべきことは変わらない。「ハセさん(長谷部)だけでなく、これまでの先輩方が築き上げてきたものを継承して、より良い日本代表をつくっていくために前進していかないといけない。W杯で少しいい成績が出たから終わりではなく、自分のサッカーも日本のサッカーも続く。進み続けないといけない」と力説した。

(取材・文 西山紘平)

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