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パナマ戦で試運転した柴崎岳、森保監督は「価値観が似ている」と明かす

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ウルグアイ戦に期待がかかるMF柴崎岳(ヘタフェ)

「ミーティングで言っていることに違和感がない。価値観がある程度似ているし、やろうとしていることが納得できて、理解できる」。日本代表MF柴崎岳は14日の練習後、森保一監督についてそのように述べた。

 ロシアワールドカップで全試合に出場した背番号7は、森保監督の下でも自らの持ち味を発揮できると感じている。「自分のサッカーのスタイルを劇的に変えなくても対応できる」と手応えを口にし、その理由を以下のように続けた。

「ボールを保持するというスタイルは考え方が似ているし、それも保持するだけでなくゴールにアグレッシブに向かっていく中でのポゼッション。どれだけタテにヨコにナナメに配給していけるか、それを恐れずにやっていけるかがキーになる」。

 12日のパナマ戦では後半43分からのプレーにとどまったが、自身にとって約1か月ぶりの実戦だったこともあり、「メンタル的にも準備ができている」とピッチに立ったことをポジティブに認識。ウルグアイ戦では「出場機会があれば自信を持って臨みたい」と意気込む。

 ウルグアイにはFWエディンソン・カバーニ(パリSG)、DFディエゴ・ゴディン(A・マドリー)など世界的プレーヤーが大勢所属。「知っている選手はチーム内で共有している」と海外組を中心に情報交換を行っていることを明かした柴崎は「能力の高い選手がたくさんいるので、日本にとって良いテストマッチになる」と前向きに捉えているようだ。

 前線には初めて共にプレーする選手も少なくないが、「飛び出しが多いのでパスを出しやすい環境にある。自分が彼らにどれだけ良いボールを供給できるか」と手応えは十分。「W杯の時も準備できていたし、イメージしていることを新しい代表になっても変わらず続けていきたい」と自然体で臨む構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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