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「サッカーは楽しいものなので」ポリシー体現した中島翔哉、“曲芸リフティング”も披露

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MF南野拓実のゴールを祝福する日本代表MF中島翔哉(ポルティモネンセ)

[10.16 キリンチャレンジカップ 日本4-3ウルグアイ 埼玉]

「サッカーは楽しいものなので」。日本代表の新10番を担うMF中島翔哉(ポルティモネンセ)は、この日も自らのポリシーを体現するパフォーマンスを見せた。CKの位置に着く際には曲芸的な“またぎリフティング”も披露していたが、「特に何も考えていなかった」と自然と出てくるほどに集中力が高まっていたようだ。

 森保ジャパン初陣のコスタリカ戦(9月・パナ吹田)に続き、左サイドで先発出場した中島。立ち上がりから果敢なドリブル突破を試みると、前半10分に早くも結果でアピールした。「ずっと一緒にやっているので動きは分かっている」というMF南野拓実(ザルツブルク)に正確なパスを届け、先制点をアシストした。

「他の選手が動いていたのでスペースがあった。素晴らしいコントロールをしてくれて、うまく決めてくれた」。共にリオ五輪を経験した旧友に感謝の言葉を述べた24歳は「前には良い選手がたくさんいるので、コンビネーションや連携はやりやすい」と前線の流れるような攻撃に手応えを口にした。

「相手とか舞台は関係なく、サッカーは楽しいものなので、常に楽しめるようにプレーしている」。FIFAランキング5位の相手にも「複雑に考えていなかった」と自然体で臨み、4-3での勝利に貢献。「すごく良いチームに良い戦いができて、4得点できてすごく良かった」と素直に勝利を喜んだ。

(取材・文 竹内達也)

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