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堂安との好感触語った酒井宏樹、試合後にはカバーニからハイタッチ「あれだけの選手なので…」

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試合後には交流する様子が見られたDF酒井宏樹(マルセイユ)とFWエディンソン・カバーニ(パリSG)

[10.16 キリンチャレンジカップ 日本4-3ウルグアイ 埼玉]

 取材を受ける日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)に対し、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(パリSG)が歩み寄ってハイタッチ——。試合後のミックスゾーンではそんな光景も見られたが、酒井は「あれだけの選手なので、対戦した若い選手にとっては有意義な90分だったはず」と目を細めていた。

「ディフェンダーとしては3失点したことが悔しい」。FIFAランキング5位のウルグアイに挑んだキリンチャレンジカップ、勝利後の感想を問われた酒井の第一声は反省の弁だった。共にリーグ・アンでプレーするカバーニを中心とした攻撃陣を「迫力があるし、決定力が高かった」と率直に振り返った。

「少ない練習期間だけど感覚がすごく良かった」というMF堂安律の初ゴールをアシストし、「マイナス方向が空いてくるのはスカウティングで言っていた」とクロスでチャンスを作った酒井だが、「勝ったからといって、これがすべてじゃない。親善試合ですから」と気を引き締めた。

 昨季はUEFAヨーロッパリーグで準優勝に貢献し、リーグ・アンを代表するサイドバックになりつつある酒井だが、カバーニとの交流はそんな地位を垣間見せる一幕だった。日本代表での活動に「変わらない責任感がある」と述べた28歳は「再来週はまたパリ戦なので頑張ります」と28日に控える“再戦”に闘志を燃やしていた。

(取材・文 竹内達也)

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