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「『入る』という感覚があった」久保建英の左足が炸裂!“あの場面”の理由も明かす

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FW久保建英(横浜FM)がスーパーFKを決めた

[10.19 U-19アジア選手権第1戦 U-19日本代表 5-2 U-19北朝鮮代表]

 FW久保建英(横浜FM)の左足が炸裂した。「自分は『入るな』という感覚があった」。約25mの位置で得たFKのチャンス。キッカーの久保が「あそこからファーに打っても入らないと思ったのでニアを狙った」と左足で直接狙ったシュートは壁を越え、鮮やかなカーブを描いてゴール右隅に突き刺さった。

 格の違いを見せつけるスーパーゴール。「サッカーはゴールを取るスポーツなので、うれしいです」と、得点後はチームメイトと喜びを爆発させた。前半8分にはスルーパスで先制点を演出。2点をリードしたものの、前半ラスト10分で同点に追いつかれると、後半立ち上がりも膠着した時間帯が続いた。その嫌な流れをこのゴールで断ち切った。

「2-0になったときに、結果から見るとどこかにみんな気の緩みがあったと思う。まだ逆に2-0で勝っているときでよかったなというのが自分の感覚で、あれが1-0だったらもっと難しくなっていたと思う。そういうことをポジティブに捉えつつ、次はみんなで話し合ってああいうことがないようにしていきたい」

 直前のトレーニングマッチでもゴールを挙げるなど、合宿から好調ぶりを見せ、コンディションを上げて迎えた初戦。「どんな試合でもチームの勝利に貢献するプレーがしたい」と話していた通り、勝利を呼び込む一撃となった。この日、ハーフタイム明けには久保が誰よりも早くピッチに現れ、審判に声をかける姿も見られた。この場面については「普通にみんな付いてくるかなと思ったら付いてこなかった(笑) そのあと審判とちょっと話した」と明かしていた。
  
(取材・文 佐藤亜希子)

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