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郷家友太「タイの守備をかく乱していきたい」U-19日本代表がタイ戦へ前日練習

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タイ戦の前日に調整したMF郷家友太(神戸)

 U-19日本代表は21日、インドネシア・ボゴールの試合会場パカンサリ・スタジアム近くの練習場で調整した。22日に行われるAFC U-19アジア選手権第2戦のタイ戦に向けて、冒頭30分以外は非公開で練習を行った。

 MF郷家友太(神戸)は19日の北朝鮮戦(5-2)に右サイドハーフの位置でフル出場し、勝利に貢献した。後半36分には相手に倒され、さらに胸部を踏みつけられる場面もあったが、「一瞬の痛みだったので大丈夫です」。前日練習を消化し、万全な状態で次戦に臨む。

 タイとは11月にモンゴルで行われたアジア一次予選で対戦(2-1)。その試合に途中出場していた郷家は「引いて守ってくるチーム。無駄な失点がなければ勝てる相手」と印象を語った。もっとも、タイは戦い方やメンバーを変えてきており、アジア一次予選のシステムは5-4-1だったが、19日のイラク戦は3-5-2を採用していた。

 日本と同じ4-4-2を採用するイラクに、タイはサイドに空いたスペースを使われていた。この試合を見たという郷家は「スペースが空いているなという印象。そこに自分が入って前につけて、つけた後に関わるスピードが大切になってくると思う。そういうところを意識してタイの守備をかく乱していきたい」とイメージを膨らませた。

 もちろん、日本戦にほかのオプションを使ってくる可能性もある。影山雅永監督は「相手の変化に臨機応変に対応できるのは日本人の強み。選手のピッチ上での“自浄作用”を90分の中で見られるはず」と展望。選手同士がピッチ上で話し合い、柔軟に対応することに期待を寄せた。

(取材・文 佐藤亜希子)

●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
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