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初陣から4連勝目指す森保監督「笑顔で帰ってもらえるように」

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選手に指示を出す森保一監督

 大分合宿の初日となった12日の練習後、日本代表森保一監督が報道陣の取材に応じ、年内最後の代表戦であり、アジアカップ前最後の強化試合となる16日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(大分)、20日の同キルギス戦(豊田ス)に向け、「無駄にしていい試合はない。11月のキリンチャレンジカップ2試合でこれまで以上に成長を感じ取れるようにしたい」と意気込んだ。

 森保ジャパン初陣となった9月11日のコスタリカ戦(○3-0)を皮切りに10月のキリンチャレンジカップではパナマに3-0、ウルグアイに4-3と連勝し、初陣から無傷の3連勝を飾った。その3試合で計10得点と、若い攻撃陣が躍動。ウルグアイ戦では3失点したものの、ロシアW杯8強の南米の強豪を22年ぶりに破る金星となった。

「すべてにおいてレベルアップすることは常に考えながらやらないといけない」。指揮官は満足することなく、「課題の部分は修正し、できている部分はさらにできるようにやっていきたい」と貪欲に話す。

 10月の代表戦2試合では先発9人を入れ替え、計22選手を起用した森保監督だが、今回のベネズエラ戦、キルギス戦については「完全に2チームに分けて考えているというか、そういう戦いができるかどうか、まだ(考えが)まとまっていないが、より多くの選手にピッチに立ってほしい」と話すにとどめた。

 初陣からの4連勝が懸かるベネズエラ戦に向け、「まずは勝利にこだわって戦いたい。スタジアムに足を運んでくれる方々に喜んでもらえるように、試合が終わったあと、笑顔で帰ってもらえるように頑張りたい」と誓った。

(取材・文 西山紘平)

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