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「最高の24歳のスタートを」“年男”南野拓実があらためてアジア杯V誓う

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練習後、報道陣からバースデーケーキを贈られたMF南野拓実

 日本代表は15日、UAEのアルアインで練習を行い、グループリーグ最終戦となる17日のウズベキスタン戦に向けて調整した。練習は冒頭部分のみ公開され、右臀部の違和感を再発させたFW大迫勇也(ブレーメン)、腰痛のGK東口順昭(G大阪)はこの日も別メニューで調整した。

 練習後には翌16日に24歳の誕生日を迎えるMF南野拓実(ザルツブルク)に報道陣からバースデーケーキがプレゼントされた。一日早い“サプライズ”に笑顔を見せた南野は「最高の24歳のスタートを切るためにもこの大会で優勝したいし、チームの優勝のために全力でプレーしたい。それが抱負」と誓った。

 2連勝で決勝トーナメント進出を決めた13日のオマーン戦(○1-0)では再三の決定機に決め切れず、「ゴールにつなげたかった」と悔やんだが、ネガティブにはなっていない。「自分としてはシュートまでのファーストタッチもそんなに悪い感じはしていない。あと少しシュートを浮かせるとか、GKをギリギリまで見るとか、GKの股を抜くとか、余裕が少しなかったのかなと思う」。最後のところでの落ち着き、精度を反省したが、過度に意識しすぎることはない。

「いいときは何も考えずに入る。(オマーン戦では)外した部分はあるけど、気持ち的には問題ない。入るまで打ってやろうと思っている」。森保ジャパン初陣から3戦連発4ゴールを記録したあとの4試合連続ノーゴール。入るときは入るし、入らないときは入らない。良い意味での開き直りが、今後の爆発につながるはずだ。

(取材・文 西山紘平)

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