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イラン紙が森保ジャパンに最大級の賛辞「最も権威あるチーム」。自国の戦いぶりには落胆

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決勝進出を決めた日本代表

 アジアカップ2019は28日に準決勝が行われ、日本代表イラン代表に3-0で勝利した。イランメディアは、43年ぶりのアジア制覇への夢が潰えたことに落胆の色を見せた一方で、日本の戦いぶりには称賛の言葉を送った。

 イラン最古の新聞である『エッテラート』は、56分に決まった日本のゴールシーンでのイランの致命的な対応について言及。イランの複数選手は、倒れたMF南野拓実のシミュレーションを訴えるなかで、南野はすぐさま起き上がってチェイス。ライン際でボールを取ると、中へクロスを送り、これにFW大迫勇也がヘッド。日本が待望の先取点を奪った。

「チームは43年ぶりの優勝を果たし、すべてのイラン人の夢を実現したいと思っていた。いつものように我が国の代表チームは、良いパフォーマンスを見せた。しかし、56分に小さな衝突により、何人かのイラン選手が審判に不満を唱えていた。その間に日本がゴールを奪った。イランにとっては致命的なミスで失ったゴールだった」

 さらに同紙は「その後、イランの攻撃は激しくなり得点の匂いもしたが、数分後にはPKとなり、ゴールを決められた。これによりイランの仕事は非常に困難になった。そして日本は最後の数分間で追加点を決め、3-0で勝利した」と、敗因を述べた。

 その上で「ゲームの開始とともに、日本はすべての強さを持つチームだった。よく分析され、守備に欠陥がないように見えた」と、日本を称えつつ、「イランチームは重かった。すべてにおいて日本が勝っていたことは明白だ」と、力の差は歴然だったと述べた。

「4度の優勝を誇る日本は、アジアカップにおいて最も権威のあるチームと考えられる。すべての対戦相手はサムライをリスペクトしている」

 イランを下した日本は、2月1日の決勝でUAEとカタールの勝者と対戦する。

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