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「たぶん聞かれると思っていた」香川真司が“10番問題”に言及

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練習後、報道陣の取材に応じるMF香川真司

 日本代表MF香川真司(ベシクタシュ)が“10番問題”に言及した。ロシアW杯以来の代表復帰を果たし、森保ジャパン初合流となったこの日、昨年9月に初陣を迎えた森保ジャパンで新10番に定着したMF中島翔哉(アルドゥハイル)とともに汗を流した。

 11年1月のアジアカップ以降、ロシアW杯までの7年半にわたって日本の10番を背負ってきた。ロシアW杯以降、その香川が代表を離れると、昨年9月、10月、11月のキリンチャレンジカップではいずれも中島が背番号10をまとい、日本の攻撃を牽引した。今年1月のアジアカップでは中島が大会直前に負傷離脱したため、代替招集となったMF乾貴士がそのまま10番を付けたが、中島と香川という“新旧10番”が初めてそろい踏みした今回、どちらが背番号10を付けるのかは注目ポイントの一つになっている。

 そんな中、練習後のミックスゾーンで報道陣から背番号について聞かれた香川は「その話をたぶん聞かれるとは思っていた」と苦笑い。「番号でやっているわけではない」としながらも、「もちろん10番は自分にとって誇り」と、日本の背番号10という重責を長年担ってきたことへの自負ものぞかせつつ、「それはだれが決めるか分からないので、みなさんも楽しみに。僕も分からないので。特に考えてないです」と笑顔でかわした。

(取材・文 西山紘平)

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