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中島翔哉、カタールでの生活は「最高です。奥さんと幸せに暮らしている」

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カタールでの生活について語ったMF中島翔哉

 新天地でもサッカーを楽しむというスタンスは変わっていない。今年2月にポルティモネンセ(ポルトガル)からアルドゥハイル(カタール)へ完全移籍した日本代表MF中島翔哉は移籍後リーグ戦4試合連続の先発出場で1ゴール。ACLでも2試合に先発し、1得点と、ここまでの公式戦全6試合に先発している。

 チームメイトにはカタール代表選手も数多くいる。アジアカップで得点王とMVPに輝いたFWアルモエズ・アリは負傷離脱中というが、「他の選手も技術が高くて、運動能力があって、守備も強い。学ぶところが多い」と日々、刺激を受けている。「カタールの選手はボールを奪うのが上手。攻撃も個人でもチームでも行けるし、両方持っている。守備でボールを奪うところだったりは自分も磨きたい」と意欲的だ。

「成長するために、楽しむために行った」というカタール移籍は驚きを持って受け止められた。現地では移籍金3500万ユーロ(約43億7000万円)とも報じられたが、「お金のことはそこまで気にしていない。ただ、アルドゥハイルが僕を評価してくれたのはうれしかった」と指摘。移籍の決め手はズバリ「一番楽しそうだったから」。欧州でも移籍の選択肢はあっただろうが、「(移籍が)決まるまでに2回ぐらい(カタールに)行った。サッカーの面もサッカー以外の面も魅力的だった」と迷いはなかった。

 中東での生活についても「最高です」と満面の笑みで即答した。「住みやすいし、家族も来てくれている。奥さんと2人で幸せに暮らしています。それがサッカーにもつながる。街も食事も素晴らしいし、カタールW杯は素晴らしいW杯になると思う」と太鼓判を押した。

(取材・文 西山紘平)

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