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FW前田大然が前半だけでハット!! 7発勝利のU-22代表、3連勝でAFC U-23選手権出場権獲得

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3連勝を飾ったU-22日本代表はAFC U-23選手権出場を決めた

[3.26 AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第3節 日本7-0ミャンマー]

 U-22日本代表は26日、ミャンマー・ヤンゴンで開催されているAFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第3節でミャンマーと対戦。FW前田大然(松本)のハットトリックなどで前半だけで5点のリードを奪った日本は、後半に2点を加点して7-0の完封勝利を収め、来年1月にタイで行われる開催される本大会(東京五輪最終予選)出場を決めた。

 日本は3-4-2-1のシステムを採用。GKに小島亨介(大分)、最終ラインは右からDF原輝綺(鳥栖)、DF立田悠悟(清水)、DF町田浩樹(鹿島)、ボランチにMF松本泰志(広島)、MF中山雄太(ズウォレ)、右アウトサイドにMF藤谷壮(神戸)、左にMF杉岡大暉(湘南)を配置し、シャドーにMF三好康児(横浜FM)、MF岩崎悠人(札幌)、1トップに前田を並べた。

 ミャンマーと同勝ち点ながらも得失点差で上回る日本は引き分け以上で予選突破を決める状況でこの一戦を迎えるた。すると、試合開始早々の前半7分にいきなり試合を動かす。相手GKのキックミスを三好が拾うと、前方に出したボールに反応した前田がPA外からの右足シュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。さらに同9分には中山のフィードに走り込んだ前田が、飛び出したGKよりも先にボールに触れて無人のゴールに蹴り込み、一気にリードを2点差に広げる。

 攻勢を強める日本は同18分、三好のスルーパスから抜け出した岩崎がGKまでかわしてゴールに流し込み3点目を奪取。さらに同38分には三好が蹴り出したCKの流れから最後は中山が蹴り込んでリードを4点差に広げ、同45分には三好のスルーパスに反応した前田がハットトリックとなるゴールを陥れてスコアは5-0になった。

 前半だけで5-0とリードを奪った日本は後半あたまから三好に代えてFW上田綺世(法政大)を投入。同6分にはミャンマーにゴールを脅かされるが、縦パスからPA内に走り込んだFWウィン・ナインタンが放ったシュートはクロスバーを叩いて難を逃れる。

 後半10分には右サイドの藤谷のパスをPA内で受けた上田が相手を背負いながらも鋭いターンから右足シュートを放つがGKに弾き出されてしまう。さらに同15分には上田のパスを受けてPA内に持ち込んだ岩崎が狙うも、シュートはポストを叩いて追加点とはいかなかった。

 後半22分には前田に代えてMF久保建英(FC東京)がピッチへと送り込まれる。すると直後の同24分、久保がゴール前に入れたボールの流れから岩崎が右足ボレーを突き刺して6点目。さらに同35分には久保のスルーパスからPA内に走り込んだ中山が冷静にネットを揺らし、7点目を奪取した。

 後半39分には中山に代えてMF伊藤達哉(ハンブルガーSV)をピッチへと送り込む。その後、日本に追加点こそ生まれなかったものの、ミャンマーの反撃も許さずに7-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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