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U-20日本代表MF郷家友太は「高校以来」のポジション濃厚、練習試合でアピールへ

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U-20日本代表MF郷家友太(神戸)

 5月開幕のU-20W杯に向けて千葉合宿中のU-20日本代表は16日、全日本大学選抜と練習試合を行う。15日午後に行われたゲーム形式の練習では基本的な動きの確認を行い、MF郷家友太(神戸)が4-4-2の最前線でプレー。練習試合は2トップの一角での出場が濃厚となった。

 神戸ではサイドハーフやウイング、インサイドハーフなど、複数ポジションを担ってきたが、曰く、「2トップやトップ下は高校時代以来」。もっとも、青森山田高時代、2017年のプレミアリーグEASTで得点王に輝いたゴール感覚は残っている。

「いろんなポジションをできるのが僕の強み。どこのポジションに入ってもライバル以上に何ができるかを考えて、ゴールやアシスト、結果で表現したい」。U-20W杯メンバー発表前最後のトレーニングキャンプで、万能型MFがアピールを誓った。

 ルーキーイヤーの昨季は序盤からチームで出場機会をつかんだが、今季は定位置争いがさらに激化。リーグ戦はまだ出番がなく、試合出場はルヴァン杯2試合にとどまっている。当然、試合への“飢え”はある。「チームで試合に絡めていなかったので、代表で試合に出られるのはうれしい。同年代とサッカーできて楽しいし、初心に戻れます」と喜びをにじませた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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