鈴木冬一がポーランド切符もぎ取る! 湘南の活躍で“杉岡コース”
U-20ワールドカップに出場するU-20日本代表メンバーにDF鈴木冬一(湘南)が滑り込んだ。
2000年生まれの鈴木はセレッソ大阪の下部組織で育ち、C大阪U-18時代に2種登録選手としてC大阪U-23でJ3デビュー。しかし、2018年3月にクラブを退団し、高校3年時に長崎総合科学大附高へ転入。チームを選手権の舞台に導くと、今年、湘南でプロ生活のスタートを切った。
世代別代表は常連で、国際大会の経験もある。2年前のU-17ワールドカップは主力として全4試合に出場(うち3試合にフル出場)。初戦のホンジュラス戦で鋭い突破からゴールを記録すれば、イングランド戦(優勝国)では献身的な守備で大会MVPフィル・フォーデン(マンC)を90分間抑え、世界とタフに渡り合った。ただし、U-19アジア選手権はメンバーから外れ、このチームの招集は3月の欧州遠征のみだった。
それは、湘南の先輩DF杉岡大暉にも重なる。前回大会でメンバーに入った杉岡もアジア予選はメンバー外。ルーキーイヤーにJリーグで開幕スタメンをつかむと、活躍が評価されて直前の合宿に招集され、本大会で活躍した。
影山ジャパンでは左サイドバックが主戦場となる可能性が高いが、足元の技術と左足のキックを持ち、もとは攻撃の選手。戦術理解度が高く、幅広いポジションに適応する。湘南でも左右ウイングバックや左右サイドバックなどを担い、今季はリーグ戦8試合、ルヴァン杯4試合に出場。攻守に貢献する物怖じしないプレーで頭角を現し、自らの力でポーランド切符をもぎ取った。
(取材・文 佐藤亜希子)
●U-20ワールドカップ2019特集ページ
2000年生まれの鈴木はセレッソ大阪の下部組織で育ち、C大阪U-18時代に2種登録選手としてC大阪U-23でJ3デビュー。しかし、2018年3月にクラブを退団し、高校3年時に長崎総合科学大附高へ転入。チームを選手権の舞台に導くと、今年、湘南でプロ生活のスタートを切った。
世代別代表は常連で、国際大会の経験もある。2年前のU-17ワールドカップは主力として全4試合に出場(うち3試合にフル出場)。初戦のホンジュラス戦で鋭い突破からゴールを記録すれば、イングランド戦(優勝国)では献身的な守備で大会MVPフィル・フォーデン(マンC)を90分間抑え、世界とタフに渡り合った。ただし、U-19アジア選手権はメンバーから外れ、このチームの招集は3月の欧州遠征のみだった。
それは、湘南の先輩DF杉岡大暉にも重なる。前回大会でメンバーに入った杉岡もアジア予選はメンバー外。ルーキーイヤーにJリーグで開幕スタメンをつかむと、活躍が評価されて直前の合宿に招集され、本大会で活躍した。
影山ジャパンでは左サイドバックが主戦場となる可能性が高いが、足元の技術と左足のキックを持ち、もとは攻撃の選手。戦術理解度が高く、幅広いポジションに適応する。湘南でも左右ウイングバックや左右サイドバックなどを担い、今季はリーグ戦8試合、ルヴァン杯4試合に出場。攻守に貢献する物怖じしないプレーで頭角を現し、自らの力でポーランド切符をもぎ取った。
(取材・文 佐藤亜希子)
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