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柴崎岳がアンブロのイベントに登場! スペイン生活、日本代表、スパイク選びを語る

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日本代表MF柴崎岳(ヘタフェ)

 日本代表MF柴崎岳(ヘタフェ)が25日、サッカーショップKAMO渋谷店でトークイベントを行った。普段からアンブロ(UMBRO)を愛用しているファン約30人が参加。リラックスしたムードの中でときおり冗談も交えつつ、スペイン生活、日本代表、用具の選び方など幅広いエピソードを披露した。

 イベントの司会はアンブロの佐藤大氏(元柏レイソルGK)。会場から集まった質問が投げかけ、柴崎が答えていくという形で進んだ。

★柴崎岳トークショーの動画はコチラ

アットホームな雰囲気で行われた

■日々の生活
 最初の質問は「スペインの生活」について。ヘタフェは首都マドリードの近郊にあるため「カラッとしていて過ごしやすい」とのこと。「スペイン料理は肉も魚も野菜もなんでもあって、すごく美味しいし、日本人に合う味付けだと思う。友人も満足して帰っているし、オススメしたい国です」と食文化にも太鼓判を押していた。

 好き嫌いに話が及ぶと、集まった子供たちからは「トマトが苦手」という相談も寄せられた。「何でも食べます」という柴崎は「トマト好きよ? 頑張って食べよう」と励ます場面も。普段の生活では「栄養バランスを気をつけている」といい、自己管理の大切さを強調していた。

 そんな柴崎が考える『良い選手』は「怪我をしない選手」だという。「怪我をするとプレーできない最大の原因になるし、怪我をしやすいイメージのある選手で良い選手はいない。よく怪我をする選手はいい選手じゃないので、いつでも試合に出られる準備をしたい」と心構えを明かした。

■日本代表での立ち位置
 続いてはファンも気になる日本代表のムードに関する質問。「若い選手もたくさんいて、僕は中堅どころ」と自身の立場を語った柴崎は「W杯で30代の選手が大勢抜けてしまって、なるべくピリッとした感じを出していこうと思っている。締まり過ぎないようにしつつも、いい緊張感を意識している」と引き締め役の覚悟をのぞかせた。

「話すのは年上選手のほうが多い?」といった問いかけには「そっちのほうが多いかもしれないですね」と返答。「下の年代と話すのは苦手なタイプなので、話題とかもあまり合わないし、コミュニケーション取らないといけない時もあるので頑張っています」とこぼし、「近寄りがたいのかも」と照れ笑いを浮かべると、会場からも笑いが漏れていた。

笑顔を見せていた

■使用している用具
 柴崎が着用するスパイクは『アクセレイターU by G』。カンガルー革のフィット感が自慢で、柴崎の出身地・青森県の伝統柄である「唐塗」をモチーフに採用している。「革のスパイクしか履かない」という柴崎にとっては「日本人の形状に合わせてくれているし、ボールを扱う感覚を大事にしている」という唯一無二のスパイクのようだ。

 また『U by GAKU』コレクションはウェアも展開されており、この日の会場にも着用した子どもたちの姿。「伸縮性もありますし、汗をかいても不快感を感じることは少ないと思います。デザインもいい」(柴崎)。カジュアル寄りの『HERITAGE』は普段着でも使用しているといい「すごい気に入っています」と話した。

■どんな選手が日本代表に?
 会場には将来の日本代表を目指す子どもたちが訪れたこともあり、熱の込もったアドバイスも送られた。

「日本代表になる人は基本的に人としても素晴らしく、なるべき人がなっているという印象があります。まだ小さい子たちはわからないかもしれないけど、僕らやお父さんお母さんみたいな大人になっていく時に、社会に貢献できる人であってほしい。僕はサッカーという武器を使って、日本代表として、素敵な時間をお届けできればと思っています」。

「その武器はなんでもいいけど、それができる人になってほしいし、もしそれがサッカーだったら日本代表にもたどり着くと思う。もちろんサッカーだけやっていればいいわけじゃない。人の役に立ちたいとか、小さなところでもサッカーを通して成長して、こうしたところにたどり着いてほしい」。

■ゲキサカからの質問
 取材メディアからの質問コーナーでは、若いゲキサカユーザーに向けた「スパイク選びのコツ」を聞いてみた。

「小さい時は大きめのスパイクを履いたりしたけど、まずは足に合ったサイズの靴を履いてほしいなと思います。自分の感覚が大事。かかとまで入れて、靴紐をしっかり縛って歩いたら分かると思う。僕もこれ(『アクセレイターU by G』)を履いていて、良さを説明するのは簡単なんだけど、感覚というのは形容しがたいと思います」。

「履いていて気持ちが良いと思えるスパイクがあるならそれを選んでほしいし、もしそれがアンブロのスパイクだったら最高だと思う。デザインもいろいろあるので、センスがあれば履きたくなる気持ちはわかるけど、サイズが合わないスパイクを履くのはやめてほしいなと思います」。

スパイクを監修した津軽塗師の木村昭文氏も登場

■終わりに
 最後は参加者全員との写真撮影コーナーも設けられ、訪れたファンも大いに満足した様子。「僕にとっても良い時間でした。これからキリンチャレンジ杯、コパ・アメリカもあるので、皆さんに楽しい試合と勝利をお届けできればと思います」。今後に向けてそう決意を示した柴崎は、大きな拍手に包まれて会場を後にした。

★柴崎岳トークショーの動画はコチラ

提供/アンブロ

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