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南野拓実、18歳久保建英に「そのままプレーしてくれれば」

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日本代表MF南野拓実(ザルツブルク)

 日本代表MF南野拓実(ザルツブルク)はキリンチャレンジカップのトリニダード・トバゴ戦を翌日に控えた4日、代表初招集を果たしたMF久保建英(FC東京)に言及し、「僕より若いし、彼がポテンシャルある選手だということはみんなが知っている。普段どおりのプレーを見せればチームの助けになる」と太鼓判を押した。

 今月2日に全員が合流した日本代表は、これまで3日間のトレーニングを消化。3〜4日は冒頭15分間のみの公開だったが、非公開部分ではミニゲームなどを行ったとみられる。18歳の新顔を「シュート技術とボールタッチが違う」と評した南野は「練習から彼が証明している。そのままプレーしてくれれば」と語った。

 南野自身は今季、リーグ戦26試合で6ゴールを記録。シーズン終盤には先発出場の機会も増加し、リーグ6連覇に大きく貢献した。「チームでやっている守備の仕方やボールにアグレッシブに行くところを出せれば」。トップ下候補にはハイスペックな選手が並ぶが、ハードワークでは南野が唯一無二の存在。そうした武器を今合宿でも活かしていく構えだ。

 現状では詳細は定まっていないが、9月の国際AマッチウィークではカタールW杯アジア予選が行われる見込みで、予選前の親善試合は今月のキリンチャレンジ杯2試合が最後になる可能性も。「アジア予選に向けたサバイバルの場。そこでアピールできれば」。森保ジャパンの中心選手であり続けてきた背番号9はポジションを譲るつもりはない。

(取材・文 竹内達也)

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