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「レアルファンの期待を高める第一印象」スペイン紙『アス』も久保建英に注目

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チリ戦で見せ場を作ったMF久保建英

 コパ・アメリカ初戦のチリ戦でA代表初先発、初フル出場を果たしたMF久保建英(FC東京→レアル・マドリー)は試合後、スペイン語で海外メディアに対応した。スペイン『アス』が伝えている。

 東京五輪世代が中心となった日本代表は2連覇中の王者に0-4の完敗を喫した。ミックスゾーンを通った久保は「チームにとって苦い経験だったし、非常に苦しい敗戦でした」とスペイン語で答えた。

 今大会最年少の久保は18歳と13日でコパ・アメリカデビュー。後半20分にはMF中山雄太とのワンツーでPA内に侵入し、相手2人の間を突破して左足を振り抜いたが、シュートは左外のサイドネット。得点に絡むプレーは見せられず、チームは無得点に終わった。

「個人としていくつかできたことはありましたが、ゴールできなかったし、アシストもなかったし、チームを助けるプレーもできませんでした」とコメントした久保は「前に進まなければいけないと思います」と21日のウルグアイ戦に視線を向けた。

 レアル移籍が決定したことで、海外メディアからの注目は高まる一方。『アス』もコパ・アメリカに出場した久保を取り上げており、「18歳の青年は驚くべきことに“白いクラブ”にサインしたわずか数日後、チリ戦で、そして日本代表で先発した初ゲームで可能性を示した」と称えている。

 同メディアは完敗した試合の中で個人技を示した久保について、「彼の足にボールが付いていれば、チリのディフェンスを数回破ることができた」とし、「レアル・マドリーファンの期待を高める第一印象だった」と評価している。

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