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前を向くなでしこ主将DF熊谷「いいシミュレーションになった」

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[6.20 女子W杯第3節 日本0-2イングランド]

 終盤、日本女子代表(なでしこジャパン)の時間帯はあった。特に交代で入ったFW菅澤優衣香が何度もゴール前で決定機を迎える。しかしいずれのシュートも枠を捉えることはなかった。決定力不足。言ってしまえばそれまでだが、なでしこの時間帯だったはずの後半39分にイングランドがダメ押し点を決めきったということを考えれば、言い訳できない。

 主将DF熊谷紗希も「チャンスを決めきれないとこういう結果になる」と反省する。さらに「早い時間帯に失点したら苦しくなる」と言い聞かすように話す。ただし「いいシミュレーションになった」と前向きな言葉も。「負けという結果は悔しいですけど、次に向けてチーム全員で頑張りたい」と顔を上げた。

 D組を2位通過したなでしこ。決勝トーナメント1回戦はE組1位との対戦となり、20日に直接対決を残すオランダとカナダの勝者と対戦することになる。キックオフは日本時間26日4時となる。

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