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世界との差、そして“A代表常連”との差を感じた杉岡大暉「味方ながらに…」

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日本代表DF杉岡大暉(湘南)

[6.20 コパ・アメリカGL第2節 日本2-2ウルグアイ ポルトアレグレ]

 チリ戦に続いてウルグアイ戦でもスターティングメンバ―に名を連ね、90分間を戦い抜いた。貴重な経験を積める場で日本代表DF杉岡大暉(湘南)が感じたのは、世界との差、そしてA代表常連選手との差だった。

 対戦相手のウルグアイの最前線にはFWルイス・スアレス(バルセロナ)、FWエディンソン・カバーニという世界的なストライカーが並んでいた。ウルグアイの攻撃のほとんどは最終的に2トップのどちらかまでボールが回ってくるというだけでなく、「ロングボールが多い」というシンプルなもの。しかし、「2人の個人の能力が非常に高い」ために、幾度となくフィニッシュまで持ち込まれた。

 守備時に感じた対戦相手のレベルの高さは、攻撃時にも感じることとなる。杉岡は後半13分に生まれたMF三好康児(横浜FM)の2点目につながるクロスを供給し、「あれに関しては本当に良いタイミングで上がれて、良いクロスを上げられた」と振り返っているが、「それ以外の部分、前向きのパスを通せずに成功率はかなり低く、落ち着いてプレーしないと世界では戦えないと感じた」と課題を感じたようだ。

 そして、世界を体感したことで感じたのが、A代表で戦う仲間のレベルの高さだった。「自分と比べると、オカさん(岡崎慎司)やガクくん(柴崎岳)、(中島)翔哉くんというA代表に選ばれている選手は、しっかりと縦パスをつなげられるし、そういう場面でマイボールにしてくれる。そこは味方ながらに、すごい差を感じた部分だった」と感嘆した。

(取材・文 折戸岳彦)
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