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悪質タックル受けた大迫「けが人もなく、勝てて良かった」

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日本代表FW大迫勇也(ブレーメン)

[9.10 W杯アジア2次予選 日本2-0ミャンマー ヤンゴン]

 難しいと言われてきたW杯予選の白星スタートにも、エースは冷静だった。日本代表FW大迫勇也はカタールW杯アジア2次予選・ミャンマー戦の試合後、「けが人もなく、勝てて良かった。それだけ」と言い残し、足早に取材エリアを去っていった。

 2011年のブラジルW杯予選初戦は終了間際の先制ゴールで北朝鮮をかろうじて破り、15年のロシアW杯予選初戦はシンガポールと0-0の引き分け。いずれもホームゲームで苦戦を強いられており、今回はアウェーで始まるスケジュールにさらなる懸念の声もあったが、終わってみれば前半の2ゴールで勝負が決する形となった。

 6バックで守ってくるミャンマー相手に対し、立ち上がりから効果的にボールを引き出した大迫。前半40分過ぎには後方からの悪質なスライディングタックルを受け、相手に食ってかかるシーンも見られた。それだけに「けが人もなく」という収穫は本音だろう。万全のコンディションでブレーメンに戻り、開幕3試合3ゴールの好調を継続していく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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