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最年少ゴールの期待煽った久保建英「いつまでも言われ続けるのもあれなので…」

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日本代表MF久保建英(マジョルカ)

 日本代表MF久保建英(マジョルカ)が10日に行われるカタールW杯アジア2次予選に向け、A代表史上最年少ゴールに集まる期待を煽った。「いつまでも言われ続けるのもあれなので、早いうちに決められれば」。そう心境を明かした18歳は得点やアシストという結果を「期待してもらって大丈夫です」と宣言した。

 今月6日にリーガ・エスパニョーラ第8節・エスパニョール戦に出場した後、7日には試合終了からわずか20時間で森保ジャパンに合流した久保。「時間帯的に午後5時から練習だと分かっていたし、自分の飛行機が午後3時30分着だったので、間に合うかなという感じだった」という判断だったようだ。

 今年6月4日に誕生日を迎えたばかりの18歳。「時差ボケという意味でも着いてから運動したほうがいいということもあるし、そういった意味でも今日しっかり練習ができて、コンディションを少しでも高めるほうがいい。自分は休むと身体がなまってしまうので」と長距離移動にも疲れを見せない。

 18歳128日で迎えるモンゴル戦でゴールを決めれば、1977年6月に金田喜稔氏が記録した19歳119日を抜いて史上最年少。また非公式ではあるが、18歳でのアシストも史上最年少記録となる。「お客さんはお金を払ってきているので、僕らは楽しませるのが役割」。スペインで着実な成長を続ける若武者の活躍こそが、埼玉スタジアム2002のスタンドを埋め尽くすであろうサポーターを歓喜に沸かせるはずだ。

(取材・文 竹内達也)

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