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森保ジャパンのW杯2次予選も対象…FIFA、国際試合の延期も視野に?

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森保ジャパンのW杯2次予選も対象に

 新型コロナウイルスの影響を受けて、3月の国際Aマッチが延期となる可能性があるようだ。FIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長が明かした。英『BBC』など複数メディアが伝えている。

 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスは、発生した中国にとどまらず、世界中に蔓延している。日本ではJリーグが3月15日までのすべての公式戦で延期となったほか、韓国はKリーグの延期が決定した。

 また、ヨーロッパでは、スイスが国内リーグの1部と2部の試合を延期となり、イタリアではセリエC(3部)クラブに所属する3選手が感染。これを受けてセリエAでは、複数試合を無観客試合とすることを決定していたものの、29日にユベントスvsインテルミランvsジェノアら5試合の延期が決まった。

 国際サッカー評議会(IFAB)の年次総会に出席したインファンティーノ会長は「どんなサッカーの試合よりも、人々の健康がはるかに重要」であることを念頭に置きながらも、今後については「状況を見守って行かなければならない」と慎重な姿勢を示した。

 3月にはカタールW杯予選やEURO2020予選プレーオフなど、重要な試合が多く控える。インファンティーノ会長は「どの可能性も排除しない。試合を延期するか、無観客で行う必要があるのならば、そうしなければならない」としつつも、世界中の試合を(一斉に)中止にすることについては「状況が異なるので難しい」との見方を示した。

 なお、森保一監督率いる日本代表も26日にミャンマー(愛知)、31日にはモンゴル(ウランバートル)と2次予選を戦う予定だが、モンゴルでは、日本からの渡航者の入国を制限する措置を決定しており、この影響も懸念される。FIFAは2日にAFC(アジアサッカー連盟)と2日に緊急会議を行い、今後の対応を協議する予定だ。

●カタールW杯アジア2次予選特集ページ
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