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日本代表戦控えるカメルーン代表で2選手コロナ感染…チームドクターが会見で公表

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オンライン会見を行ったカメルーン代表のチームドクター

 9日に日本代表と親善試合を行うカメルーン代表が8日、オンラインで記者会見を行い、オランダ入りした選手2人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。濃厚接触者1人とともに計3人はすでにチームを離脱し、試合は予定どおり日本時間9日午後9時にキックオフする。

 会見に出席したカメルーン代表のチームドクターによると、代表チームは今月5日にオランダ入り。合流前の時点で全員の陰性証明が揃っていたが、試合規定に従って翌6日に再検査を行った結果、2人から陽性反応が出たという。カメルーン代表は3人と負傷者を除いた17人で親善試合に臨む。

 JFAによると、オランダ遠征の試合開催にあたっては、両チームの選手・スタッフが合流前72時間以内の検査による陰性証明を持参した上で、試合3日前をめどに再び現地でPCR検査を受検するという義務が設けられている。カメルーンのその他の選手・スタッフ、日本の全選手・スタッフは陰性だった。

 JFAの広報担当者は同日の会見で「試合運営スタッフもPCR検査を受け、明日の試合への支障はないと考えている。試合運営にあたってはUEFA、オランダサッカー協会のプロトコルに従って準備を進めているが、引き続き安全第一に進めていく」とコメントした。

(取材・文 竹内達也)

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