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鳥栖17歳DF中野伸哉が異例の“6歳年下”飛び級初招集! 横内監督も太鼓判

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DF中野伸哉(鳥栖)

 日本サッカー協会(JFA)は19日、U-24アルゼンチン代表との2試合に臨むU-24日本代表メンバーを発表した。17歳のDF中野伸哉(鳥栖U-18)が五輪世代の代表に初招集。1997年以降に生まれた選手が対象の世代において、2003年生まれの新星が異例の大抜擢を受けた。

 サガン鳥栖の育成組織で育った中野は、2003年8月17日生まれの17歳。東京五輪の次に行われるパリ五輪(2001年生まれ以降が対象)の出場資格も持つ期待のディフェンダーだ。2017年5月に当時13歳にしてU-15日本代表に選ばれて以降、19年には16歳でU-17W杯全4試合にフル出場するなど、常に“飛び級”も視野に入れながら世代別日本代表として活躍してきた。

 所属先の鳥栖でも昨季からトップチームに2種登録され、2020年8月にはクラブ最年少の16歳11か月15日でJ1デビュー。その後も合計14試合に出場すると、今季はMF稲本潤一の記録を24年ぶりに塗り替える17歳6か月10日での史上最年少開幕スタメン出場を果たし、3バックの一角として躍進を続けるチームを支えている。

 この日、オンライン会見に出席したU-24日本代表の横内昭展監督は「昨年からJリーグの試合に出ていて、今季もいま好調の鳥栖のディフェンスラインの一角としてほぼ全ての試合に出ている。アシストという活躍も目立つ」と高評価。「われわれも視察をする中で、今回ここに入ってこられるメンバーの一人だなということで選出させていただいた」と太鼓判を押した。

 なお、中野が本大会メンバーに選ばれれば史上最年少での出場となる。

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