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2試合連続7-0!! なでしこ、菅澤ハットなどでパナマに快勝

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なでしこジャパンがパナマに快勝

[4.11 国際親善試合 日本女子 7-0 パナマ女子 国立]

 なでしこジャパン(日本女子代表)は11日、国際親善試合を行い、国立競技場でパナマ女子代表と対戦。前半8分に先制したなでしこは前半だけで5点のリードに成功すると、後半も2点を加点して7-0の勝利を収めた。

 8日にパラグアイ女子代表に7-0の快勝を収めたなでしこは、同試合から先発5人を変更。システムは4-4-2を採用し、GKに山下杏也加、最終ラインは右からDF清水梨紗、DF宝田沙織、DF高橋はな、DF北村菜々美を並べ、ドイツボランチにはMF中島依美とMF林穂之香を起用。右サイドハーフにMF籾木結花、左サイドハーフにMF長谷川唯、2トップにはFW岩渕真奈とFW菅澤優衣香を配置した。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤からボールを保持して試合を進めるなでしこは、前半7分、長谷川の縦パスを受けた籾木がミドルレンジからシュート。ゴールを強襲したボールはポストを叩き、こぼれ球に詰めた岩渕のシュートは枠上に外れた。決定機を逃したものの、同8分に先制に成功。PA内左から放った岩渕のシュートは相手GKに阻まれたが、こぼれ球を菅澤が押し込んでスコアを1-0とした。

 攻撃の手を緩めないなでしこは、前半16分、中島、岩渕、菅澤とつないだボールからPA内に走り込んだ清水が、巧みなシュートフェイクから右足で蹴り込んでリードを2点差に広げる。清水にとって、嬉しいなでしこ初ゴールとなった。

 前半32分にはPA内のこぼれ球に反応した長谷川が左足のループシュートでゴールを陥れて3点目。さらに同42分には長谷川、岩渕とつなぎ、最後は菅澤が蹴り込んで4点目を奪い、同45分には岩渕のシュートがポストを叩くと、籾木が押し込んで、前半だけで5点のリードに成功した。

 後半に入っても試合の流れは変わらず。なでしこが押し込む展開となる。後半11分には長谷川のパスから左サイドを駆け上がった岩渕のクロスを菅澤がヘディングで合わせてネットを揺らし、ハットトリックとなるゴールでチーム6点目を記録。同14分にはMF杉田妃和、MF木下桃香、DF宮川麻都をピッチへと送り込まれた。

 攻勢を掛けるなでしこは後半16分に杉田がミドルシュートで、自身なでしこ初ゴールとなるチーム7点目を沈める。同25分にはDF三宅史織、同34分にはFW田中美南、FW浜田遥が投入された。その後、なでしこに追加点こそ生まれなかったものの、パナマの反撃も許さずに7-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)

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