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久保建英が語った後悔「結果論だが、チーム選びから失敗した」

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 日本代表MF久保建英(ヘタフェ)が27日、カタールW杯アジア2次予選のミャンマー戦に向けたオンライン取材に対応し、「結果論だがチーム選びから失敗してしまい、苦しいシーズンになったが、最後に点を決めて良い形で終われたのは良かった」と今季を振り返った。

 悔いが残ったのは久保の強みであるプレーが生きなかったヘタフェでの武者修行ではなく、シーズン序盤のビジャレアルへの期限付き移籍だった。

「スタメン争いに負けたのもあるけど、思っていた状況とは違った。ビジャレアルが一番いいと思っていたけど違った。自分がその選択をして、その選択が間違いだった」。

 そう振り返った久保は「残り半年間のヘタフェでは、サッカーがわかっていて決めたので後悔はない。最初の半年間は後悔している。もっと違った形で模索できなかったかと思っている。自信を持って行ったので至らないところがあったのは事実だったけど、総合的な部分を含めて選択が失敗だった」と結論づけた。

 一方、ヘタフェでのプレーについては「もともと守備が苦手と言われがちなので、人一倍やらないと認められないと思っていた。そういう意味ではいいチームに入ったと思う」と収穫を口にした。

 またラ・リーガ第37節レバンテ戦では、ヘタフェを残留に導く決勝ゴールも決めた。「試合前に一発逆転のチャンスがあるならこの試合だと言い聞かせてきた」という久保にとっては「ゼロで終わるか1で終わるかは全然違う」という中での今季初ゴール。「シュートは自信もついているというのが自分の感覚としてあって、一本決まったのがよかった」と前向きに振り返った。

(取材・文 竹内達也)
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