beacon

DF昌子源がU-24戦へ大胆アピール「ここで五輪のOAが変わるかもしれない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本代表復帰を果たしたDF昌子源(G大阪)

 2019年6月以来2年ぶりの日本代表復帰を果たしたDF昌子源(G大阪)が1日、オンライン取材に対応し、急遽開催が決まったU-24日本代表とのチャリティーマッチに向けて心境を語った

 日本代表は3日、キリンチャレンジカップでジャマイカ代表と対戦する予定だったが、ジャマイカ10選手の出発前PCR検査に不備があり、到着が義務付けられている試合3日前までに来日することができなかったため、急遽試合中止が決定。代わりにU-24日本代表とのチャリティーマッチが開催されることになった。

 2年ぶりの復帰となった昌子にとって、ひときわ大きなモチベーションを抱いてやってきた今回の代表活動。待望の国際試合がなくなったことで「ジャマイカとの対戦を楽しみにしていたし、それが実現せずに残念な気持ちもある」という。

 一方、U-24日本代表との対戦により、待ち望んでいた出会いの場も実現した。それはオーバーエイジ選手としてU-24日本代表に合流しているDF吉田麻也(サンプドリア)との再会だ。

 昌子が森保ジャパンに招集された19年3月と6月の活動では、吉田が肺炎などを理由に不在。「W杯以降、麻也くんと会ってなくて、久々に一緒に試合をしたいと思っていた」という昌子にとっては「こういう感じで一緒にサッカーすると思ってなかった」と思わぬ形にはなったが、願ってもないチャンスだ。

「もしかすると、すごく良いパフォーマンスをしたらここで五輪のオーバーエイジが変わるかもしれないですからね。冗談ですけど(笑)」。

 そんなジョークも口にした昌子は吉田、DF冨安健洋(ボローニャ)らCB陣の名前を挙げつつ「彼らのいいところを盗んでいきたい」とライバル視。U-24との一戦に向けて「本気で戦うのは当たり前だと思うし、両チームとも素晴らしいチームなので、いい勝負になる。お互いのプライドをかけて戦わないといけない」と意気込みを語った。

(取材・文 竹内達也)

●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ
●カタールW杯アジア2次予選特集
●カタールW杯各大会予選一覧

TOP