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「国際Aマッチ」って知ってる?日本代表が10年ぶり国際Aマッチ認定外試合…通算では約4割が認定外

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 日本代表とU-24日本代表が3日、チャリティーマッチで対戦する。ジャマイカ代表選手の入国が遅れたことで、予定されていた日本代表の国際親善試合が中止となったことで、“夢の兄弟対決”が実現することになった。

 ただし同試合は国際Aマッチとしては認められない。日本サッカー協会(JFA)によると、国際Aマッチとは「FIFAが認定する、その国の年齢制限のない代表チーム同士で争う試合」のことで、「男子・女子の日本代表以外のクラブチームや各カテゴリー別の国際大会は含まない」ものになる。

 日本代表がAマッチ認定を受けない試合を行うのは、2011年3月29日に大阪長居スタジアムでJリーグ選抜と行った「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチがんばろうニッポン!」以来で10年ぶり。それ以前は2002年5月7日にレアル・マドリー(●0-1)と、2000年10月8日にパリSG(△1-1)と対戦している。

 また2007年にJFAが行った検証の結果、当時日本代表の国際Aマッチ出場数で歴代最多だった井原正巳氏の記録を123試合から122試合になった。これは1997年2月にキングスカップで行ったルーマニア選抜戦のAマッチ認定が取り消されたことで訂正がされた。

 ちなみに日本代表は1923年の初陣以来、5月28日のW杯アジア2次予選のミャンマー戦までで通算1221試合(486勝254分481敗)を実施。しかしJリーグ発足以前はAマッチ認定されていないクラブチームとの対戦などを多く実施していたことから、Aマッチは通算724試合(348勝154分222敗)。意外にも約4割がAマッチ認定されていないことになる。

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