“最強”のU-24日本代表が快勝!! OA3人先発に堂安&久保アベック弾、ゴールラッシュで6発勝利
[6.5 国際親善試合 U-24日本 6-0 U-24ガーナ ベススタ]
U-24日本代表は5日、ベスト電器スタジアムで開催された国際親善試合でU-24ガーナ代表と対戦。前半16分にMF堂安律(ビーレフェルト)の得点で先制した日本が、同32分にMF久保建英(ヘタフェ)、同45分にオウンゴールで前半を3-0で折り返すと、後半も3点を加点して、6-0の完封勝利を収めた。
日本はオーバーエイジ3選手を起用し、システムは4-2-3-1を採用。GKは谷晃生(湘南)、4バックは右から酒井宏樹(マルセイユ)、吉田麻也(サンプドリア)、DF冨安健洋(ボローニャ)、DF中山雄太(ズウォレ)。中盤はMF遠藤航(シュツットガルト)とMF田中碧(川崎F)がドイスボランチを組む。2列目は右から堂安、久保、MF相馬勇紀(名古屋)。1トップにはFW上田綺世(鹿島)が入る。[スタメン&布陣はコチラ]
序盤から日本がボールを保持して試合を進め、前半6分には上田が高い位置でのボールカットを成功させ、久保がフィニッシュに持ち込んだものの、GKウィリアム・エマニュエル・エッスの守備範囲に飛んでしまう。しかし、同16分に日本が先制に成功。PA内から久保が放ったシュートはエッスに阻まれたものの、浮いたボールを堂安が左足ボレーで叩き込んでスコアを1-0とした。このゴールは堂安にとって、同代表初ゴールとなった。
立ち上がりこそ、ガーナの激しく寄せる守備や強靭なフィジカルを生かした突破に後手に回る場面もあったが、徐々に試合を掌握。前半24分には堂安とのパス交換でPA内に侵入した久保が右足で放ったシュートがクロスバーを叩き、そのプレーの流れから田中が放った強烈なミドルシュートが枠を外れたものの、前半32分に追加点を奪取。PA内の上田に縦パスを打ち込んだ久保が、自らPA内に走り込んでリターンパスを受けると、左足のシュートでネットを揺らしてリードを2点差に広げた。
前半35分には遠藤航が鋭いミドルでゴールを脅かすもエッスの好守に遭い、同44分には酒井のクロスから相馬が放ったシュートが相手選手にブロックされて追加点とはいかず。しかし、同44分、田中のパスを最終ライン裏を突いてPA内でボールを受けた酒井のグラウンダーのクロスがDFフランク・アッシンキのオウンゴールを誘って3点目を記録。守備に回っても、素早い攻守の切り替えで相手に自由を与えず。ガーナに攻撃の形をほとんど作らせないまま前半は終了を迎えた。
3-0とリードしたまま後半を迎えると、同4分、吉田の縦パスを受けた堂安のスルーパスからPA内に走り込んだ相馬が右足で流し込み、リードを4点差に広げる。さらに同11分には左サイドを駆け上がった中山のクロスを上田がヘディングで叩き込み、5点目を奪取した。
後半13分には日本ベンチが動き、冨安に代えてDF板倉滉(フローニンゲン)、相馬に代えてMF三笘薫(川崎F)を投入。さらに同22分には上田に代えてFW前田大然(横浜FM)、堂安に代えてMF食野亮太郎(リオ・アベ)をピッチへと送り込む。
後半30分にはカウンターからMFオスマン・ブカリにドリブルで運ばれ、中山が振り切られて決定的なシュートを放たれるも、谷が好セーブで阻んで得点を許さない。
後半34分には久保に代えてMF旗手怜央(川崎F)をトップ下の位置に、同40分には中山に代えてDF古賀太陽を左SBの位置に送り込んだ。
後半44分にはPA内に運んだ三笘が相手を巧みにかわして右足のシュートでネットを揺らし、6点目を記録した日本は、ガーナの反撃を許さず。約1年半ぶりに堂安、約3年ぶりに冨安が合流するだけでなく、多くの海外組が集結。さらにオーバーエイジ3人を加えて“最強チーム”を結成したU-24日本代表が6-0の勝利を収めた。
(取材・文 折戸岳彦)
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U-24日本代表は5日、ベスト電器スタジアムで開催された国際親善試合でU-24ガーナ代表と対戦。前半16分にMF堂安律(ビーレフェルト)の得点で先制した日本が、同32分にMF久保建英(ヘタフェ)、同45分にオウンゴールで前半を3-0で折り返すと、後半も3点を加点して、6-0の完封勝利を収めた。
日本はオーバーエイジ3選手を起用し、システムは4-2-3-1を採用。GKは谷晃生(湘南)、4バックは右から酒井宏樹(マルセイユ)、吉田麻也(サンプドリア)、DF冨安健洋(ボローニャ)、DF中山雄太(ズウォレ)。中盤はMF遠藤航(シュツットガルト)とMF田中碧(川崎F)がドイスボランチを組む。2列目は右から堂安、久保、MF相馬勇紀(名古屋)。1トップにはFW上田綺世(鹿島)が入る。[スタメン&布陣はコチラ]
序盤から日本がボールを保持して試合を進め、前半6分には上田が高い位置でのボールカットを成功させ、久保がフィニッシュに持ち込んだものの、GKウィリアム・エマニュエル・エッスの守備範囲に飛んでしまう。しかし、同16分に日本が先制に成功。PA内から久保が放ったシュートはエッスに阻まれたものの、浮いたボールを堂安が左足ボレーで叩き込んでスコアを1-0とした。このゴールは堂安にとって、同代表初ゴールとなった。
立ち上がりこそ、ガーナの激しく寄せる守備や強靭なフィジカルを生かした突破に後手に回る場面もあったが、徐々に試合を掌握。前半24分には堂安とのパス交換でPA内に侵入した久保が右足で放ったシュートがクロスバーを叩き、そのプレーの流れから田中が放った強烈なミドルシュートが枠を外れたものの、前半32分に追加点を奪取。PA内の上田に縦パスを打ち込んだ久保が、自らPA内に走り込んでリターンパスを受けると、左足のシュートでネットを揺らしてリードを2点差に広げた。
前半35分には遠藤航が鋭いミドルでゴールを脅かすもエッスの好守に遭い、同44分には酒井のクロスから相馬が放ったシュートが相手選手にブロックされて追加点とはいかず。しかし、同44分、田中のパスを最終ライン裏を突いてPA内でボールを受けた酒井のグラウンダーのクロスがDFフランク・アッシンキのオウンゴールを誘って3点目を記録。守備に回っても、素早い攻守の切り替えで相手に自由を与えず。ガーナに攻撃の形をほとんど作らせないまま前半は終了を迎えた。
3-0とリードしたまま後半を迎えると、同4分、吉田の縦パスを受けた堂安のスルーパスからPA内に走り込んだ相馬が右足で流し込み、リードを4点差に広げる。さらに同11分には左サイドを駆け上がった中山のクロスを上田がヘディングで叩き込み、5点目を奪取した。
後半13分には日本ベンチが動き、冨安に代えてDF板倉滉(フローニンゲン)、相馬に代えてMF三笘薫(川崎F)を投入。さらに同22分には上田に代えてFW前田大然(横浜FM)、堂安に代えてMF食野亮太郎(リオ・アベ)をピッチへと送り込む。
後半30分にはカウンターからMFオスマン・ブカリにドリブルで運ばれ、中山が振り切られて決定的なシュートを放たれるも、谷が好セーブで阻んで得点を許さない。
後半34分には久保に代えてMF旗手怜央(川崎F)をトップ下の位置に、同40分には中山に代えてDF古賀太陽を左SBの位置に送り込んだ。
後半44分にはPA内に運んだ三笘が相手を巧みにかわして右足のシュートでネットを揺らし、6点目を記録した日本は、ガーナの反撃を許さず。約1年半ぶりに堂安、約3年ぶりに冨安が合流するだけでなく、多くの海外組が集結。さらにオーバーエイジ3人を加えて“最強チーム”を結成したU-24日本代表が6-0の勝利を収めた。
(取材・文 折戸岳彦)
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