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一緒にプレーしたい選手は…? 子どもからの直球質問に堂安「僕の中では一択」

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MF堂安律とFW大迫勇也

 日本代表のFW大迫勇也(ブレーメン)とMF堂安律(PSV)が20日、時計ブランド『HUBLOT(ウブロ)』主催のチャリティーイベントに出席し、オンラインで参加した小学生と交流した。

 コロナ禍の影響により、子どもたちはリモートでの参加。それでも大迫は「コロナ禍で子供たちと触れ合うことができていなかったので新鮮だった」、堂安は「ビデオでの交流だったけど、僕自身も活力になった」と嬉しそうに述べ、リラックスした様子で子どもたちからの質問に答えていた。

 大迫には「お手本としているFWは誰ですか?」という質問が向けられ、「お手本というよりすごいなと思いながら見ているのはレバンドフスキですね」と回答。「全てのレベルが高いし、ゴールも取れる選手。動き出しも勉強になるし、プレー一つ一つの駆け引きも相手DFを上回っているので勉強になる」と紹介しつつ「バイエルンの試合は見ていても楽しいので毎試合見ている」とチェックし続けていることを明かした。

 また堂安には「世界の中で一緒にプレーしたい選手は」という質問が向けられ、「僕の中では一択」とFWリオネル・メッシの名前を回答。「毎試合楽しみに彼のプレーを見ているので、一緒にピッチに立ちたいと思っている」と熱い思いを語り、「研究というよりも彼だけは一ファンという目線で見ている」と笑顔を見せた。

 続いて、子どもたちが大迫と堂安についてのクイズに答えるコーナーも実施。その中では、堂安と元アルゼンチン代表マラドーナ氏を重ねた『マラドーアン』という愛称をまったく知らない子供たちに対し、堂安が「浸透していなかったみたいなので、もう少し頑張ります」と冗談まじりに悔しがるシーンもあった。

▶【動画】日本代表MF堂安&FW大迫がキックターゲットにチャレンジ!

 イベントの最後には子どもたちがクイズで獲得した20球を使い、新型コロナウイルス対策JFAサッカーファミリー支援金への寄付金額を決めるチャリティーキックターゲットに挑戦。同じくイベントに参加した元日本代表の前園真聖氏が持ち球2つをどちらも的中させ、会場を沸かせると、さらに大迫が4枚、堂安が2枚を射抜き、計180万円の寄付金贈呈が決まった。

 イベント終了後には両選手が取材に対応。大迫は「僕はまずしっかりと所属チームで存在感を出すのが大事だし、最終予選が始まるので日本代表の力になれれば。少しでもいい準備をしてシーズンに臨みたい」、堂安は「大きな大会が待っているし、そこで活躍することを目標により貪欲に、日々ハングリーに生活していきたい」とそれぞれ今後への意気込みを語った。


(取材・文 竹内達也)

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