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五輪選手枠22人に拡大へ…森保監督「プレーヤーズファーストで非常に良い」

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 日本代表森保一監督が1日、オンラインで取材対応を行い、東京五輪で見込まれている登録メンバー数の拡大について「日本にとっても良い条件なのかなと思っている。過酷な日程と気候の中で選手たちのことを考えると、怪我のリスクも低くなるし、プレーヤーズファーストという観点で非常にいいなと思う」と歓迎した。

 五輪本大会では従来、登録メンバー数の上限は18人で、これにバックアップメンバー4人が加わる形。負傷などアクシデントがあった場合のみ、バックアップメンバーを交代登録することができ、一度外した選手の再登録はできないレギュレーションとなっている。

 ところがフランス『レキップ』などの報道によると、コロナ禍で行われる東京五輪では選手登録枠が変更され、正式メンバーが22人に拡大される見込みだという。

 “プレーヤーズファースト”の観点からこの決定を前向きに受け止めた森保監督は「もともとバックアップという言葉が私には引っかかっていて、22人で戦うんだということをルール上でも選手たちに感じてもらいながら戦えるのはいいことだと思っている」と喜んだ。

 また22人枠が拡大されても、メンバー変更は行わないという。指揮官は「もともと22人になるということは別にして、18+4人がどういう形で入れ替わったとしてもわれわれにとって(このメンバーが)最善かなと思って選んでいたので、選び方に関しては変わっていない」と明言した。

(取材・文 竹内達也)
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