beacon

活気あふれる練習続くU-24日本代表…連日のように行われる自主練にも熱

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF堂安律(PSV)とMF久保建英(ヘタフェ)

 U-24日本代表は7日、東京五輪に向けた事前合宿3日目を静岡県内で行った。

 ACLに出場しているMF三笘薫、DF旗手怜央(ともに川崎F)、MF相馬勇紀(名古屋)、DF瀬古歩夢(C大阪)を除く18選手にトレーニングパートナー6選手を加えた24選手が練習場に姿を現し、トレーニングを開始した。

 初日、2日目同様にFW上田綺世(鹿島)とFW前田大然(横浜FM)は別メニューで調整。ここまで、ランニングなどで汗を流していた上田が、この日はボールを蹴る姿も見せた。

 ウォーミングアップでは、2組に分かれて鳥かごが行われ、盛り上がりを見せるなど雰囲気は良好。体が温まると、攻撃陣と守備陣に分かれての練習へと移行する。守備陣はGK、最終ラインに、ボランチに入るMF遠藤航(シュツットガルト)とMF田中碧(デュッセルドルフ)を加え、ビルドアップの確認。攻撃陣は前日同様にFW林大地(鳥栖)とトレーニングパートナーのFW櫻川ソロモン(千葉)をポスト役とし、ポストプレーからの崩しの形を確認した。

 その後、コーチを1人加え、ハーフコートでの11人対11人を行った。森保一監督がプレーを止めて熱の入った指導をするだけでなく、球際で激しいフィジカルコンタクトがあり、選手同士の指示の声が途絶えないなど、活気あふれる練習が続けられている。

 最後にセットプレーの練習を行い、約1時間半のトレーニングを終えた。全体練習後も自主練習を行う選手が多く、DF中山雄太(ズウォレ)とDF橋岡大樹(シントトロイデン)をクロスの供給役としたシュート練習を行う選手や、DF板倉滉(フローニンゲン)とMF堂安律(PSV)がパス交換を行うなど、各々が自らをレベルアップさせるための時間を過ごしていた。

(取材・文 折戸岳彦)
●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ

TOP