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男子高校生相手に確認した守備の手ごたえ…なでしこJ主将DF熊谷「かなりものにできた」

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[7.14 MS&ADカップ 日本女子 1-0 オーストラリア女子 サンガS]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は東京オリンピック前最後の一戦を白星で終えた。得点はFW岩渕真奈のPKによる1点のみだったが、守備は無失点。強度の高い相手に完封勝ちしたことで、主将DF熊谷紗希も「裏のケア、クロス対応でいいシミュレーションができた。結果、ゼロで終えられたことは自信になったと思う」と本番に向けた手ごたえを語った。

 なでしこジャパンは先月18日のメンバー発表後、21日から事前合宿を開始。日体大柏高や八千代高の男子チームと練習試合を行うなどして調整を続けてきた。

 熊谷も男子高校生と試合をすることで「時には構えて守備をすること」の重要性を確認したという。「事前キャンプでかなりものにできた手ごたえがある。男子相手にやらせてもらった時も出来たことがあった。(今日の試合でも)中央をやられなかったことは自信になりました」と納得の表情で答えた。

 一方で攻撃面については「どうやってゴールに向かっていくか」に課題が出たと説明。相手が3バックで来ることや、SBかSHにフリーになる選手が出ることを予想して試合に臨めていたことを強調した上で、「結果的に岩渕のところでフリーを作れて前に行けたけど、そこからどうやってゴールに向かっていくか。ボックスの中でチャンスを作ることはもっともっと増やしていかないといけない」と残り1週間での修正を誓った。
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